ホタテとマリッジ・ストーリー

朝起きると昼前だった、

なぜこんなに起きるのが遅いのか。

土曜日が台無しである。自分の規則正しくないところを恨みつつ満喫に行った。

仕事をした。家だとどうしても身が入らない類のもの。

漫画なんて一冊も読まず、コーヒー二杯、カルピスとリアルゴールドが混ざったものを一杯で約3時間みっちりやった。あのカルピスとリアルゴールドが混ざった飲み物は誰が考えたんだろう。

思い起こすと自分が子供だった時からあった。大好きだ。

それから夕方スーパーに行き食材を色々と買った。

安くなっていたホタテの稚貝詰め合わせを買って帰った。

家に帰ると早速、稚貝たちを洗いゆでた。

茹で上がった煮汁は半分は鶏肉と白菜と竹輪ともに煮物に。ちなみに竹輪は大好物だ。

もう半分は味噌を溶かして豆腐を入れて味噌汁に。豆腐はもちろん木綿。

茹で上がったホタテの身は少し残った煮汁とともに炊飯行きに入れ炊き込みご飯に。

ホタテとしめじ、鶏肉の皮目を入れ、ご飯一合に対して醤油大さじ1、酒大さじ1、みりん大さじ1を入れてあとは目盛りまでホタテの煮汁を入れてスイッチを入れるだけ。

すっかりホタテづくしになったがどれも美味しかった。

特にホタテの炊き込みご飯はかなり旨い。

 

夜はランニングをしてから映画を観た。「マリッジ・ストーリー」。

とても感情の浮き沈みや些細なことからの激昂なんていう部分が観ていて本当に伝わってきて、

アダムドライバーとスカヨハはいい役者だなと思った。弁護士がついた法廷のシーンの2人の表情なんて最高だった。しかし恐ろしいくらい複雑なカット構成のシーンがいくつかあって、これ同じ芝居を何回やったんだ?

観ていてアニーホールを思い出した。大好きな映画だ。

そんなこんなで三十路男性の1日は終わるのである。

明日もホタテご飯たべれるぞ(残り物)。

苦手なこと、観光。

苦手なことは何かと聞かれたら観光と答えたい。

僕は旅行前に行き先の名所などの下調べはあまりしない方だと思う。そういう類の本も買わない。誰かとする観光だと色々行くのだが、どちらかというと他人の行きたいところについて行く。

だから1人での観光が好きだ。自由にできる。だけれど、どうも観光ガイドを片手にしらみつぶしに名所を回るのもなんだか観光ガイドというか、観光産業に操られている気がして乗り気になれない。じゃあ、お前どこ行くんだよ?と聞かれれば、とりあえず区域の目星をつけて歩いてみる。ただ歩くだけでも色々発見があって楽しいのだが、いざ宿に帰って自分の足跡と観光ガイドを見比べると、まあ色々な名所をスルーしているわけだ。特にそれが外観に特徴のある建物だったりすると、一体自分はどこを見ているんだという謎の自己嫌悪に陥る。でも、きっと観光ガイドを片手にそこに行っても満足はできるが、観光ガイドの指示に従っただけという気持ちは残るかもしれない。だから、同じ名所でもガイドに従って観た時と、自分の足でふらっと歩いて巡り合った時の感動は桁違いに違うのだ。

あれ、観光楽しんでいるじゃん?と書いていて思ったのだが、1人観光をすると何かしらの満たされない感はある。やはり寂しさというものはなくはないのだ。誰かに声をかけられると嬉しくなっていまう。それが同じくひとり旅の人だとなおさらだ。でも、一緒に回りましょうとはならない。そこまで距離を近づけたくはない。自分の時間にしたい。

つくづく、天邪鬼だなと思う。

秘密

「誰にも言わないでね」

どう考えても、誰かに言ってしまうだろう言葉。

秘密というものはどうも大まかに二種類あって、一つはその人だけのいわば墓場まで持っていくような秘密。

もう一つはごく近い親しい人とも共有する秘密。

墓場までの秘密は多分誰にでもある。僕が興味のあるのは親しい人と共有する秘密だ。

グーグルで「秘密 辞書」と検索してみたところでてきたのが下記。

  •  他人に知られないようにすること。隠して人に見せたり教えたりしないこと。また、そのようなさまやそのような事柄。「秘密をもらす」「秘密にする」
    • 「云わば―な悪事でも唆(そその)かすように」〈谷崎・魔術師〉
  •  一般に知られていないこと。また、公開されていないこと。「古代史の秘密」
  •  人に知らせない奥の手。秘訣(ひけつ)。「成功の秘密」
  •  仏語。
    • ㋐深遠・微妙で容易に知りがたい奥義。
    • ㋑ある隠された意味をもって説くこと。密教大日如来の説法などをいう。
    • 真言宗の教義。密教

 

この1が主なものに今回はなるが、これに従えば他人には知られないようにする事になる。

でも、人によっては「これは秘密ね」なんて言いながら、その人の持つ秘密を誰かに話したりする。

その心理が気になって、なぜ話すか聞いたことがある。

返答は(彼女の場合)、〇〇さんには話しておきたい。

その時点でおそらく彼女は自身の秘密を守ることより、誰かと自分の秘密を共有したいという気持ちになっている。

きっとその秘密を共有することで彼女自体が楽になれるとか何かがあるのだと思う。

でも、それはもう秘密ではなくなってしまっている気もする。

だから僕は墓場まで持っていく秘密は本物の秘密だと思う。

生まれてから死ぬまでに幾つの秘密を持つだろうか。

そしてこの誰にも話せない、話したくない秘密を守ることはある意味自身との戦いなのだと思う。

てんと虫よ星背負ふほどの罪はなに

日記のタイトルは拝借。
わたしを空腹にしないほうがいい を読み終わった。
いろいろな料理が出てきて仕事終わりに、
スーパーマーケットに行くのがちょっと楽しみになる。
一番良かったのはアイスクリームのエピソードだなあ。
ソフトクリームを恋人と食べるは時は二人で1つだったのに、
"一人になると"アイスクリームは独り占めできるかと思ったら最後の一口までが遠いという。
こんな感性を持っている人がすごく羨ましい。
でも、最後の対談記事はいちゃついてないか!嫉妬した!

あけましておめでとうございます

2019年になってしまった。

なってしまったと書きながら、別に何かあるわけではない。

昨年、このブログを作ってみたのだが、結局あまり更新しなかった。

個人的に日記は書いているのですが、そちらも時期によって書いたり書かなかったり。

2019年は文章を書く年にしたいなあと思う。

 

2018年のインプット的な部分で振り返ると舞台は約30本、映画は100本ほど観た。

学生の時とかに比べて、まあ随分と本数は減っている。

仕事をしているからしょうがないともいえるけど、今年は舞台40本、映画150本を目標にしたいと思う。

数がいいというわけではないのだけれど、目標を設定しないと時間を作り出さないんだよね。

あとは走ること。これは継続的な目標。習慣を体に馴染ませたい。

 

と、ざっと書いてみたけど、ノルマのようで、もうちょっとふわっとしたものの方がよかっただろうか。

でも、どうせ怠け者の自分のことだから、こういったものでも書いておかないと、すぐ忘れちゃうし、すぐ怠けてしまうのだ。

怠けというものは恐ろしいもので、その「怠け」の状態に入ってある程度してからその事実に気づく。

恋もそうなのだけど、入り口が霞がかっているから認知するのに時間がかかる。

とりあえず怠けに関しては、いかに早く気づくか、いかにその入り口に近づかないか。

 

もう2019年も一週間が終わる。

最後に。

今年もどうかよろしくお願いいたします。

イルミネーション

近頃の東京はイルミネーションだらけだ。

そんな空間にいる男女をみていると、羨ましさと嫉妬心が混ざり合ってなんともいえない気持ちになる。自分は独り身だし、こんな事をかいてると卑屈だなぁと改めて思う。いや、ほんとは羨ましい気持ちが先行してるんだけど、そんな事を考える自分が情けなくなってこの野郎みたいに思うようにしてんるんだ、きっと。

先日、帰り道が一緒だった女性に「私、40になっちゃったですよね」と急にいわれ、反応的に話題を変えてしまった。家庭もある方だし、別に何もないけど何故そんな事を言ったのかわからなくて悶々としている。

たぶん、ちょっと天然?な人だから意図はないだろうけど、いわれると返答に困ってしまう。そこで、「そんな歳には見えないですよー」みたいな軽いテンションでいければいいんだけど、現実は慌てて話題を変えるみたいなことになっている。言葉の真意がわからなくて。最近、人の言葉の裏を探ってしまっていて、なんだかなぁと日々思う。

走ること、小言

ランニングの大会が近い。1ヶ月を切った。しかし、少し膝に違和感がある。練習は控えめにしてるが大丈夫だろうか。(練習と書くと、なにやらちゃんとやってます感があるけど単なる趣味だ)

ここ1年くらいで走りはじめた。

理由はいろいろあって、周りに感化されたのもあるんだけど何か新しいことを始めて自分の中の何かが変わらないかと思ったのだ。僕はなかなかゆっくり走る。走り始めた時よりもずいぶん遅くなった。でも、自分の体が1番耐えられる上限スピードを見つけた感じだ。少なくとも今の体で。そんな事を書いておきながら膝の違和感が発生してるんだから、スピード抑えるなり距離抑えるなり、自分の体と話し合う必要があるのかもしれない。スポーツって自分の体との会話なんだなとふと思った。